藥師院について



岡山市北区にある寺院「平醫山 藥師院」の公式ホームページをご覧いただきありがとうございます。

藥師院は、はるか天平の昔に開基を遡り、慶長四年、時の領主・宇喜多家より広大なる寺領を現在の地に賜り、往時は十指を屈する塔頭諸院と多数の堂宇輪奐を誇る巨刹でした。
戦後都市計画により旧寺域は大幅に縮小すれど、JR岡山駅から烏城に向う桃太郎大通り中程の同所に、今なお新本堂を構える真言宗単立のお寺です。

お知らせ

 沈丁花の香りが境内地に満ちる中、令和六年「春彼岸中日大法要」を去る三月二十日に厳修いたしました。
 午前中より天候がくずれ始め、冬に逆戻りしたような寒風が吹きすさび、時々の強雨が傘を打つなか、たくさんの檀家さまがご先祖さまの供養をおもいお参りに来院されました。
 昨年春まではコロナ禍の為、長きにわたり堂内に座してのお参りをご遠慮いただいておりましたが、その後のコロナ蔓延防止解除を受け、盂蘭盆会、続く秋彼岸中日大法要の堂内参列可を再開し、今回も本堂外陣に六十席の参列席を設けて従来の行道参拝の形式も併用する方式にて大凡140名の本堂参拝をいただきました。
 今回は、当院山主を導師に浄侶七名による般若理趣経を中曲にて高らかに行道読経し、本尊薬師如来さまの功徳が遍く檀家さまに届くよう祈願いたしました。
 また、檀家さまが願いを込めて申し込まれた回向牒は、彼岸開白より結願までの期間、連日宝前にて読み上げ供養し各家家運長久並びにご先祖さま諸精霊の追善菩提をご祈念いたしました。







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